ヘキサポッドによるモーションシミュレーション

振動テーブルは、耐振動性を評価するために使用されます。特定の速度における車両や航空機の振動のような、あらかじめ定義された動きでの影響を評価する場合、試験はより一層複雑になります。より典型的な例としては、位置変動を検知するスマートフォンや携帯電話、カメラなどに使われる、加速度センサやジャイロセンサを持つデバイスが含まれ、具体例としては、カメラの手振れ検出を行うカメラなどが挙げられます。画像安定化システムは自動的に補正を行うことが可能で、そのアルゴリズムやメカシステムもチェックされる必要があります。

画像安定化の試験

画像安定システムを評価するための技術基準はCIPA (一般社団法人カメラ映像機器工業会)によって確立されています。CIPAは国際的なカメラメーカーのアライアンスでISO委員会と類似しています。 DC-011-2015が、モーション試験条件用に新しいスタンダートとしてリリースされました。もちろん、テスト目的のシュミレーションは、自然の動きと人工的な動きが寸分違わず再現性があり、同じダイナミクスと精度を持つことが要求されます。これには、高精度でダイナミックな軌跡追従が要求されます。したがって、多軸、高精度、ダイナミックな位置決めシステムが必要なのです。

CIPA認証を受けた6軸パラレルキネマティック

パラレルキネマティック設計によりヘキサポッドが一歩先んじている根拠は沢山あります。全てのリニア軸や回転軸において高精度かつ正確な繰り返し動作が可能です。スタックシステムのようなシリアル設計と比較して、より良好な軌跡精度や繰り返し精度、平坦度を有します。加えて可動質量が小さいため、すべての軸において、より優れた動的パフォーマンスが可能です。また、ケーブルが可動しないため、ケーブルの引き回しの問題が無くなりますし、システムが非常にコンパクトなデザインになっていることも特徴です。PI社は、画像安定化システム向けにCIPAで認定された、事前定義モーションによる高ダイナミクスシミュレーション用途として、ヘキサポッドを提供しています。

さまざまなドライブテクノロジー

多様な駆動方式は、定義済みの動作に対する高ダイナミックなシミュレーションを可能にします。電磁、ブラシレストルクモータ、そして駆動系とセンサ技術に対する適切なメカ設計を持ったヘキサポッドは、例えば、最大25&nbdp;mm/sの速度と、2&nbdp;gの加速度をすでに実現しています。最もよいダイナミック性能は磁気ダイレクトドライブPIMagによるヘキサポッドによって達成されており、現在、数百mm/sの速度と4&nbdp;gの加速度が可能です。フレクシャジョイントを含む特別設計は転動または摩擦の要素を完全に排除し、機械的なノイズのない、バックラッシュゼロの動作を可能にしています。ゆえに機械系からの望ましくない干渉周波数は測定に影響しません。高い周波数でのモーションシミュレーションにおける自動テストサイクルは、高加速度 高速度によって実現されます。同時に指定された軌跡に高精度で追従することが可能です。

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