ピエゾコンポーネント

ピエゾセラミックコンポーネント(プレート、ディスク、リングなど)は、機械的信号(力、圧力、ひずみ、加速度など)を電圧に、あるいはその逆に電圧を機械的な運動や振動に変換するものです。一般的な共振周波数は200 kHzから10 MHzです。ピエゾ素子は、センサーでの超音波振動の生成や、高出力超音波アプリケーションなどに広く使用されています。

選択できるピエゾコンポーネントの形状および寸法は、ツールによって決まる限度内に限られますが、寸法は互いに依存しあっています。最小寸法は、物理的および技術的な限界によって決まります。たとえば、厚さや壁厚の下限は、機械加工時のセラミック部品の機械的強度によって決まります。分極方向の最大寸法は30 mmです。

PIセラミックでは、お客様の要件に応じた素子の電気接続、お客様が用意された部品の取り付け、ピエゾセラミック部品の接着や鋳造など、お客様の製品へのピエゾセラミック部品の組み込みを行っています。急ぎのご依頼でも、大量のピエゾ素子およびコンポーネントを提供可能です。

カスタマイズ

ピエゾコンポーネントの生産ではさまざまな形状に対応しています。用途に応じて、電気接続加工、ポジションセンサーの組み込み、形状の変更なども可能です。ご要望に応じて、カスタマイズ製品を製作いたします。詳しくはお問い合わせください。

極性の表示

分極時の電位が正となる電極の面には、点または十字の印が付けられます。

あるいは、特に薄膜電極の場合、電極材料の色付けにより分極方向が表されます。分極時の電位が正であった電極は、赤みがかった色で示されます。

公差

後処理を行わなかった場合(「焼成後のまま」)、公差は最小で±3 %、または±3 mmとなります。

後処理を行った場合、公差は以下のとおりとなります。

長さ(L)、幅(W)

寸法(mm)公差(mm)  
<15±0.15
<20±0.2
<40±0.25
<80±0.3

 

 

 

 

直径(外径OD、内径ID)

寸法[mm]公差[mm]  
<15±0.15
<20±0.2
<40±0.25
<80±0.3

 

 

厚さ(TH)

寸法(mm)公差(mm)  
<10±0.05
<20±0.1
<40±0.15
<80±0.2

 

 

 

寸法公差

平坦度の偏差(薄型ディスクまたはプレートのわずかな屈曲
は考慮しない)

< 0.02 mm
平行度の偏差< 0.02 mm
同心度の偏差< 0.4 mm
周波数公差±5 % (2 MHz未満) /
±10 % (2 MHz以上)
静電容量の公差±20 %

はんだ付けに関する注意事項

弊社の金属皮膜製品はすべて、>> RoHSに適合したはんだ付けが可能です。組成がSn 95.5、Ag 3.8、Cu 0.7であるはんだを使用することをお勧めします。ピエゾセラミック素子をキュリー温度を超えて加熱し続けると材料が消極し、圧電パラメーターの喪失、または低下が生じます。

これは、はんだ付けを行う際に必ず以下の条件を守ることで防ぐことが可能です。

  • はんだ付けはすべて点接触で行う。
  • はんだ付けの時間を可能な限り短くする(3秒以下)。
  • 指定のはんだ付け温度を超えない。

ダウンロード

Technical Note A000T0047

Handling and Electrical Contacting of Piezo Components
ドキュメントの言語

Catalog: PI Piezoelectric Ceramic Products

Fundamentals, Characteristics and Applications
バージョン/日付
CAT125
バージョン/日付
CAT125
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