PiezoMikeの動作原理
PiezoMikeの動作原理
直接駆動式の>>ピエゾ慣性ドライブと同じく、PiezoMikeの駆動原理も慣性効果に基づいています。
電圧が印加されると、ピエゾアクチュエータがゆっくりと伸長します。この伸長により、爪が回転します。爪はねじを把持しているため、回転時にねじを回します。ピエゾアクチュエータは伸びが最大長に達すると素早く収縮し、爪は初期位置まで戻ります。収縮は高速であるため、爪はねじの周りを滑ることになります。しかし、ねじはその慣性質量により初期位置に留まり続けます。
このサイクルは、ねじの回転により必要なフィードフォワード出力が得られるまで、任意の回数繰り返すことができます。こうした原理から、反対方向へ動作させることも可能です。