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PI USA、シュルーズベリー (アメリカ合衆国) に新たな生産施設の建設契約を締結

PI USAは、米国マサチューセッツ州のシュルーズベリーに、使用可能面積119,575平方フィートの新たな生産施設の建設契約を締結しました。これは、マサチューセッツ州オーバーン、マサチューセッツ州ホプキントン、ニューハンプシャー州ナシュアにある現在の米国の拠点を合わせた面積の3倍の規模です。2025年以降、PIはこの新工場で、北米市場向けのピエゾアプリケーションだけでなく、モーションと精密位置決めのコンポーネントとシステムソリューションを製造し、革新的な技術と製品の開発を推進していきます。

「過去5年間で、PI USAの年商は10%以上成長しました。同時に、米国での生産は毎年30%から50%増加する可能性があります」 PIグループのCEO、Markus Spanner氏はそう述べています。「この新しい生産設備により、米国市場の着実な成長に応え、より多くの製品を現地で直接生産するための基盤を築くことができます。これにより、より柔軟で迅速な顧客対応が可能になります。」

ナノポジショニング、ピエゾテクノロジー、パフォーマンスオートメーションの主要な専門知識を活かし、PIは、産業オートメーション、フォトニクス、半導体、および顕微鏡 & ライフサイエンスの市場分野の企業に対して確立されたサプライヤへと成長してきました。Markus Spannerは、半導体生産の奨励を目的とするCHIPS and Science Act(CHIPS法)と、米国への企業誘致を積極的に推進するInflation Reduction Act(IRA法)だけでも、これらの市場の持続的な成長につながると確信しています

シュルーズベリーの新工場が完成した後も、移行期間として現行の拠点での生産を継続します。最終的には、新しい生産施設では、フォトニクス市場向けのピエゾモータやチップ/チルトシステムなどの追加製品を製造できるようになります。この新しい施設により、同社は米国における革新的なシステムソリューションの開発能力を拡大しています。この新しい拠点の設立は、同社グループ史上最大の投資プログラムの一環として行われます。現在、PIグループは全世界における生産能力拡大に6,300万ユーロ以上を投資しています。

 

Physik Instrumente (PI) 社について

Physik Instrumente (PI) は、ドイツのカールスルーエに本社を置き、産業オートメーション、半導体産業、フォトニクス、顕微鏡 & ライフサイエンスなどの分野において、高精度位置決め技術とピエゾアプリケーションの市場と技術をリードしています。世界中の顧客と緊密に協力することで、PIのおよそ1,500人のスペシャリストたちは、50年以上にわたって技術的な可能性の限界を押し広げてきました。その基盤となるのが、各種ドライブ技術、自社開発のセンサ技術、エレクトロニクス、制御技術です。PIのポートフォリオはコンポーネントからサブシステム、オーダーメイドの完全なソリューションまで多岐にわたります。508件の取得済みおよび出願中の特許は、精密位置決めとピエゾ技術の分野における同社のリーダーシップを明確に示しています。PIは、欧州、北米、アジアに9つの生産拠点と16のセールスおよびサービス支店を有し、グローバルに事業を展開しています。

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プレス情報 – New Production Facility Shrewsbury

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