寸法測定機における高精度かつダイナミックなヘッドランプの位置決めを実現するヘキサポッド

Dymaco Groupの寸法計測装置DM401シリーズは、自動車産業におけるヘッドランプのインライン自動寸法計測用の、非常にコンパクトかつ自由度の高いワークステーションです。

ランプのCADデータをに基づき、初期キャリブレーションのための規定測定ポイントが定義されます。ランプは生産ラインから抜き取られ、6つの動作軸を持つ位置決めシステム上の検査装置に置かれます。測定はキャリブレ―ションデータに従い自動に完了され、測定対象は定義された位置に装置内で調整されます。位置決めは、すべての自由度において、非常に迅速かつミクロンレンジの高精度、高スループット率で終えられます。

このタスクのために、同シリーズの測定装置は、PIのパラレルキネマティック ヘキサポッドロボットを採用しています。カスタマイズされたH-820ヘキサポッドは、全ての軸における理想的なダイナミック動作や総可動重量の小ささ、そして高剛性により、特筆すべき精度を提供します。

生産ラインでの柔軟性

ヘキサポッドを使用することで、モーションロボティクスに必要なスペースを最小限に抑え、インラインオートメーションシステムのさまざまな試料に対応する優れた柔軟性を提供します。DMシリーズは高い柔軟性、信頼性、シンプルでコンパクトな設計、プログラミング容易性に優れています。

パラレルキネマティックロボット

パラレルキネマティック多軸システムでは、すべてのアクチュエータは、ただ一つの可動プラットフォームに対して、ダイレクトに動作します。つまり、すべての軸の動的特性を同一に設計できるため、移動質量を大きく抑えられます。ヘキサポッドは、6方向すべて(3つの直線軸と3つの回転軸)での搭載物の位置決め、配置、移動に使用されます。

Dymaco社について

イタリア企業のDymaco Groupは、高度なオートメーション分野に特化しています。Dymaco社は、革新的な検査、試験、加工、組立システムの設計および生産に取り組んでおり、極めて幅広い分野で、世界中の企業の競争力を支えています。 Dymaco社の企業哲学は、自社内の装置開発能力を蓄積することであり、結果として、お客様に迅速に、製品やソリューションが提供でき、また更に、ヨーロッパ又は米国ヒューストンのNAFTAサービスセンターを通じて、お客様の直接サポートを保証しています。

ヘッドランプを位置決めするためのヘキサポッドとパラレルキネマティクスの技術についての詳細

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