- 会社 - Physik Instrumente (PI) GmbH & Co. KG

PI 2022会計年度も成長を継続: 更なる生産能力拡大への投資を計画

Physik Instrumente (PI) GmbH & Co. KG は、売上高16%増で2022会計年度を締めくくりました。すべての市場セグメントがこの発展に貢献しました。カールスルーエを拠点とする高精度モーションシステムとピエゾ技術の専門企業は、2023年を同社史上最高の受注数でスタート、2022年には従業員数を約10%増やして1,540人となりました。記録的な投資、追加雇用の創出、作りこみ生産の導入により、PIグループは生産能力を高めています。

「2022年には、デジタル化とヘルスケアに関わるすべての市場がノンストップの高い需要を見せ、これは2023年前半にも続きました」 PIグループのCEOマーカス スパナーはそう強調します。全世界での売上高は2億8220万ユーロで、前年比で約16%増加しました。「2023年には、2021年に開始された生産能力拡大の措置を継続し、ドイツの4つの工場で数百人の工業雇用を創出します。」

同社は、ナノポジショニング、ピエゾ技術、パフォーマンスオートメーションの製品とソリューションを世界中で提供しています。これらは、例えば、マイクロチップやフォトニクス部品の製造、航空宇宙、ヘルスケア用途、産業オートメーションなどで使用されています。「デジタル化とヘルスケアのメガトレンドは、今後も当社の成長をけん引するでしょう」 マーカス スパナーはそう断言します。

記録的な生産能力拡大への投資

他の市場参入者と同様、PIグループも2020年以降の継続的な需要の大幅な増加に驚かされました。そのため、2021年には6,300万ユーロを超える創業以来最大の投資プログラムを開始しました。「新しい建物と生産設備への投資が効果を発揮するには時間がかかります」 とマーカス スパナーは説明します。「過去2年間で、生産量をすでに2020年と比べてほぼ50%増加させましたが、まだ十分ではありません。」 今後18ヶ月の間に、PIのいくつかの拠点で追加の生産ラインが徐々に稼働するだろうと彼は述べています。さらに、PIはドイツの工場で今年だけで約70人を新規採用しました。また、2023年1月1日付で、PIはカールスルーエに拠点を置く IBS Ingenieurbüro Dr. Klaus Schnürer GmbH を新会社の傘下に収めました。53人の技術者、ソフトウェアの専門家、その他の熟練した従業員もすべて引き続き雇用されました。「会社の一部は中核事業を継続しますが、エンジニアリング能力の60%はすでにPI製品と生産開発に完全に統合されています」 CEOはそう説明します。

マーカス スパナーによると、同社は半導体製造、フォトニクス、ライフサイエンス、産業オートメーションの最大市場として、アジアと米国におけるその存在も強化していくとのことです。予測では、これらのターゲット市場は今後数年で平均以上の成長率で伸びていく見込みです。


Physik Instrumente (PI) 社について

PIグループは、ドイツのカールスルーエに本社を置き、産業用オートメーション、半導体産業、フォトニクス、顕微鏡 & およびライフサイエンスといったマーケットセグメントにおいて、高精度位置決め技術とピエゾ応用の市場と技術をリードしています。世界中の顧客と緊密に協力することで、PIのおよそ1,500人のスペシャリストたちは、50年以上にわたって技術的な可能性の限界を押し広げてきました。その基盤となるのが、各種ドライブ技術、自社開発のセンサ技術、エレクトロニクス、制御技術です。PIのポートフォリオはコンポーネントからサブシステム、オーダーメイドの完全なソリューションまで多岐にわたります。508件の取得済みおよび出願中の特許は、精密位置決めとピエゾ技術の分野における同社のリーダーシップを明確に示しています。PIは、欧州、北米、アジアに9つの生産拠点と16のセールスおよびサービス支店を有し、グローバルに事業を展開しています。

ダウンロード

その他

プレス情報 – Fiscal Year 2022