- 会社 - Physik Instrumente (PI) GmbH & Co. KG

カールスルーエのイノベーションハブ: PIによる科学との連携強化

Physik Instrumente (PI) は、主要な大学や研究機関との連携を強化しています。そのために、ピエゾ技術、ナノポジショニング、パフォーマンスの自動化などのスペシャリストは、研究開発から技術系大学や専門学校に隣接したいわゆる 「イノベーションハブ」 へとそのエリアを移転しています。

今年9月、PIはカールスルーエ (ドイツ) にイノベーションハブを設立するため、ヘプフナー地区の iWerkx® 内に約500平方メートルのオフィスと研究所のスペースを借りてこの取り組みを開始しました。そのため、この施設はカールスルーエ工科大学 (KIT) 、FZI情報技術研究センター、およびTechnologiefabrik Karlsruhe (カールスルーエ テクノロジー工場) のすぐ近くに位置しています。「これらの主要な研究所に近いことは、私たちの将来のテーマにとって強力な推進力となり、テクノロジーのリーダーシップを強化し拡大するのに役立ちます」 PIグループのCEOであるマーカス スパナーはそう断言します。中堅企業である同社は、既に500件以上の特許を保有し、売上高の約10%を研究開発に投資しています。

さらなる研究のグローバル化を計画

PIはまた、米国とアジアに研究クラスターとしてのイノベーションハブを設立することを計画しています。「ナノポジショニングにおける能力を通じて、当社は世界のチップ産業、フォトニクス、レーザ材料加工における開発およびシステムパートナーとしての地位を確固たるものにしました」 とPIのCEOは強調します。企業において製品や生産関連の開発業務に焦点が当てられているのに対し、研究クラスターは未来、そしてその先のトピックに注目しています。「また、3年後、5年後、そしてそれ以降も当社の能力領域においてリーダーでありたいと考えています。イノベーションハブはその過程のひとつの構成要素です」 とスパナーは強調します。

 

Physik Instrumente (PI グループ) の概要

PIグループは、ドイツのカールスルーエに本社を置き、産業用オートメーション、半導体産業、フォトニクス、および顕微鏡 & ライフサイエンスといった市場セグメントにおいて、高精度位置決め技術とピエゾ応用の市場と技術をリードしています。世界中の顧客と緊密に協力することで、PIのおよそ1,500人のスペシャリストたちは、50年以上にわたって技術的な可能性の限界を押し広げてきました。その基盤となるのが、各種ドライブ技術、自社開発のセンサ技術、エレクトロニクス、制御技術です。PIのポートフォリオはコンポーネントからサブシステム、オーダーメイドの完全なソリューションまで多岐にわたります。508件の取得済みおよび出願中の特許は、精密位置決めとピエゾ技術の分野における同社のリーダーシップを明確に示しています。PIは、欧州、北米、アジアに9つの生産拠点と16のセールスおよびサービス支店を有し、グローバルに事業を展開しています。

ダウンロード

その他

プレス情報 – Innovation Hub in Karlsruhe

zip - 337 KB